免震、耐震、制震の違い

2016.06.20

地震大国日本においては、震動に強い建物であることは重要な要素です。震動に強い構造にも、免震構造、耐震構造、制震構造があり、それぞれ違いがあります。

免震は、建物に揺れを伝えないこと。
建物と地面の間に様々な免震装置を設置することで、建物が動く余裕を持たせ、地面から来る震動を建物に伝えにくくする構造を免震構造と言います。

耐震は、地震に耐えること。
補強材を使用したり、柱や梁、壁などを強化することで建物自体を固めて頑丈にし、震動に耐えられる強度を持たせる構造を耐震構造と言います。

制震は、揺れを軽減すること。
制震装置などを設置することで、震動のエネルギーを吸収し、揺れた建物をすぐに抑えられるようにする構造を制震構造と言います。
免震、耐震、制震の違い

いずれの構造も、手段は違えど震動に強いという特徴がありますが、「免震による地震対策が最も強力。」と言われています。

それは、免震構造が建物そのものの損壊を防ぐだけではなく、建物内の揺れを、耐震、制震に比べ、半分以下に抑えられるというメリットを持つからです。
これにより家具の転倒などによる被害も大きく減少します。